こんばんは!
株式会社バーナル 耐震解析室 明田です!
ブログ更新ストップしてしまっておりました。。。
またこれから、有益な情報挙げていきます!
今回のブログでは、弊社が利用しているWallstatについてです。
このWallstatというものは、別名「耐震性能シミュレーションソフト」と呼ばれています。
(開発者は、京都大学 生存圏研究所 生活圏構造機能分野 准教授の中川貴文さんです。)
同人により『一般社団法人 耐震性能見える化協会』という団体も設立されており、
・wallstatの利用に関して、【適切な普及促進】に関わる事業を行う
・建物の地震災害に対する安心・安全の検証・評価につなげ、広く社会貢献に寄与【地震被害軽減】
という活動目的をもって、ソフトの使い方講習や商業利用可能認定など、Wallstatの一切をとり仕切っておられます。
上で書きました商業利用可能認定とは何ぞや?という声が聞こえてきました。
耐震性能見える化協会が「Wallstatマスター」という独自の資格を設けています。
Wallstatマスターに合格すれば、自身のHPやSNSでWallstatを謳う事も出来ますし、
Wallstatを活用した事業でお金のやり取りが出来るようになります。
弊社でも、代表の清水,設計の山下がWallstatマスターなので、ソフトを活用しています。
『Wallstatマスター合格までの流れ』
- 協会が定める講習を受講し、
- 協会からのソフトを用いた課題に合格し、
- マスター認定番号が付与され、晴れてWallstatマスターへ
※Wallstatマスター取得者は、耐震性能見える化協会のHPで確認できます。
さてここで本ブログの本題に入ります。
最近、兵庫県の工務店やデベロッパーのHPでWallstatという言葉をチラホラ確認します。
「あ、ここもマスターになったんや~」と協会HPにてマスター取得者を確認すると、、、
会社名も何一つ載っていないじゃないですか・・・?
「Wallstatだけ外注?いやいや、それやったら解析元書いておかないとダメやし・・・」
このようなことが多くありました。
Wallstatを商業利用するためには、資格が必要と先述しましたが、
弊社が構造計算+Wallstatで取引させていただいている工務店様のHPでは、
「解析(技術)提供元:株式会社バーナル」と表記頂いています。
このように、Wallstatマスターの資格なしに耐震性能シミュレーションを謳っている会社には注意が必要です。
ソフトを使う分には構いませんが、金銭のやり取りが発生した時点で、協会が定めるルールに違反しており、トラブルに巻き込まれる恐れもあります。
せっかくWallstatを活用するなら、しっかりとマスター登録をしているところに依頼することをおすすめします!
協会のHPにマスター資格取得者の名簿がありますので、気になる会社がありましたら、ご自身でも調べてみてください!!